高校卒業式の会場付近で銃撃、2人死亡 米ヴァージニア州
画像提供, Reuters
米ヴァージニア州リッチモンドで6日、高校の卒業式の最中に会場付近で銃撃があり、2人が死亡、5人がけがをした。
米メディアによると、ヒューグノー高校の卒業式が行われていた劇場アルトリア・シアターの外で銃撃があった。生徒たちは卒業ガウンのまま逃げ出したという。
同劇場ではこの日、別の高校の卒業式も予定されていたが延期された。7日の授業は全て中止となった。
警察によると、死亡したのは卒業生の男性(18)とその父親(36)。身元は明らかにされていない。
リッチモンド警察のリック・エドワーズ署長代理は、容疑者として男性(19)を拘束したと発表した。容疑者は、犠牲者のうち少なくとも1人を知っていたとみられるという。
拳銃を所持していた別の男性も拘束されたが、警察はこの人物は事件には関わっていないとみている。
銃が発砲されたのは、ヴァージニア・コモンウェルス大学のキャンパス内のモンロー公園とされる。この公園は、卒業式のあった劇場から通りを挟んだところに位置する。
「子供たちが撃たれるのにはうんざり」
リッチモンドのリヴァー・ストーニー市長は記者会見で、「神聖なものはもうなにもないのか?」と述べた。
「子供は卒業式に行き、卒業式を終え、友人や家族と卒業を祝うことができるべきだ」と市長は述べ、銃撃を「身勝手な行動」と批判した。
ヴァージニア・コモンウェルス大学は事件当時、学生らに対し、警察が銃撃の現場で対応しているという警告を出した。
警告には、「コミュニティーへの現在進行形の脅威はないが、モンロー公園に多くの警官が来ている」と書かれていた。
エドワーズ署長代理は、事件当時、非番の警官3人が劇場内で働いていたほか、7人が外で交通整理に当たっていたと話した。
建物内にいた警官から午後5時13分に、屋外で銃声が聞こえたと連絡があったという。
この事件では5人が銃撃で負傷したほか、2人が転倒。また、9歳の女の子が「騒ぎの中で車にぶつかった」と、エドワーズ氏は説明した。銃撃で負傷した5人は、命に別状はないという。
リッチモンド公立学区を監督するジェイソン・カムラス氏は、「子供たちがステージを歩き、卒業証書を手にする喜ばしい日であるはずの日」に襲撃があったと述べた。
「これ以上の言葉はない。人々が撃たれ、子供たちが撃たれるのを見るのはもううんざりだ」と、カムラス氏は続けた。
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